まずSEM

何か商品を売りたいと思ったときに その商品に「今」関心がある人に売るのがもっとも簡単で効率がいい。認知を与えようと思ったときも 同じ。

多くの人が受動的に楽しんでいる時間にリーチし メッセージを発信する

人の属性(年齢や性別、地域など)でターゲットをしぼりこんでメッセージを発信する

などは「メッセージの伝達効率」を考えるとその次にやるべきこと。

インターネットが普及し 検索エンジンが普及し SEMが出現したことにより 「今関心がある人」を発見しターゲティングすることが可能になったのが現代です。

まず最初にそっちやるでしょう。普通。

TVとネットの普及が同時で マス広告とSEMのスタートが同時なら まずSEMから普及するはずです。

何度も言うのですが マーケティングの世界におきている革命の本質はそこなんですよね。

ニュアンスは違うけど以下エントリーが自分のいいたいことと近いかな。

404 Blog Not Found 「グーグルは広告会社か?」

もし広告が「広く告げる」ことだとしたら、Googleがやっているのは広告ではない。たまたま広告だと思ってお金を出している人がいるからそう呼んでいるだけで、Googleのやっていることは実はその正反対、「広告の謝絶」である

Googleが持っているのは、広告媒体ではない。ユーザーから見た情報のネゲントロピーなのである。

Google(検索エンジン)が持っているのは広告媒体ではなく 「今のユーザーの関心」なんです。
実はそれがもっとも価値が高い。

そして「今のユーザーの関心」を換金する仕組みがSEMである、と。

だから我々のポジションは面白いんです・・・