ストックデールの逆説

名著「ビジョナリーカンパニ−2」にあった 

ストックデールの逆説。


ベトナム戦争のとき ハノイの捕虜収容所で8年間過ごし 後に米国に生還した軍人 ストックデール。

Q 「捕虜生活を耐え抜くことができなかったのはどういう人か?」

A(ストックデール)
「それは楽観的な人だ。 楽観的な人は 来年にはここをでれる 再来年にはでれると根拠なく 楽観する。そしてでれず 絶望を繰り返し 死んでいった」

「どれほどの困難にぶつかっても最後には必ず勝つという確信を失ってはならない。しかし同時にそれがどんなものであれ 自分が置かれている現実の中で もっとも厳しい現実を直視しなければならない。」

「自分はいつか必ずここをでる。しかし今の状況を見ると来年でれるなんて甘いことはないぞ。」


ビジネスでも 苦しい状況の中で 結果をだす人って ストックデールの逆説を実践していると思います。


「必ず結果をだす。しかしそのためにはこれとこれをやらないと。これをやったからといってすぐに結果がでるほど 世の中は甘くないぞ。しかしこれをやらなかったら確実に結果はでない」

楽観するのではなく 厳しい現実を直視しつつ 最後の勝利を確信する アイレップでありたいと思います。