私は情報収集のツールとして はてなRSSとはてなブックマークを使っています。
はてなRSSはすでに自分の情報収集に欠かせないツールになっています。50ほどのBlogのフィードをよんでいますが便利ですね。
はてなブックマークは まだ使いこなしきれていませんが・・・
要は自分が興味をもったエントリーをどんどんブックマークすると 自動的にカテゴリー分類され タグをつけることもできる。
キーワードごとに他のユーザーがブックマークしたページを探したり 自分と同じ関心をもつユーザーがブックマークしているページも見ることができる というようなサービスです。
やはりいくつか自分にとって非常に良質なページを探すことができました。
ちなみにはてなブックマーク、無敵会議の究極のWEB に選出されていましたね。
で、こうしたRSSリーダーなり ソーシャルブックマークのようなサービスがどの程度普及していくのか、なんですが・・・
何かを知りたいという欲求が生じると
検索エンジンで検索して該当する情報がのっているページを探す だけでなく
「最新の情報を効率的に収集したい」
「自分と同じテーマを探しているユーザーが普段みているサイトを知りたい」
「信頼できるユーザーが普段みているサイトを知りたい」
といった 情報に関する様々なニーズがうまれてくる。
そのときにRSSリーダーや ソーシャルブックマーク などが必要になる、と。
自分を例にとれば
1)今話題のWEB2.0に関する情報収集をしようと思う
↓
2)検索エンジンで WEB2.0に関するサイトやBlogを調べる
↓
3)これらサイトの更新情報をRSSリーダーで効率的に収集したい
↓
4)WEB2.0に関するテーマを追いかけているユーザーのブックマークを知りたい
↓
5)WEB2.0で有名なブロガーなど 信頼できるユーザーの情報収集源を知りたい
と実際になっていったわけです。
ただし 2)から 3)に あるいは 3)から 4)以降に情報収集ニーズが高度化する率は おそらくは低い かな、と。
あるテーマに関して 長期・継続的に 質の高い情報収集を行うニーズって そんなにないような気がします。
これらの環境変化に加えて 極めて簡単で直感的に操作できるインターフェースになっていくことで普及にはずみがつくとは思うのですが 検索エンジンの普及率には遠く及ばないという限界はあると思います。
マーケティング手法としてRSSが存在感がでてくるのは 2007年以降でしょう。
ソーシャルブックマークは うーん?? Yahooは 様々な他のサービスとソーシャルブックマークを組み合わせてきます。単独でどうこうではなく 検索サイトのひとつの機能・サービスとしてとらえた方がいいでしょうね。
一方で 先進ユーザー向けの商品のマーケティングや こうしたマーケティング手法を活用すること自体をPRネタにする動きは 来年から あり かな、と。
これから3年くらい どのサービスがどれくらい普及し マーケティング手法として何が台頭してくるか その予測の精度で 競争力に差がついていくと思います。