当事者意識

私は前職では 入社2年目から支社長のつもりで仕事をしていました。

自分の目標を達成するのは当たり前で、支社の目標を達成させるのは自分の責任だと思っていたしそのための動きも特に指示されなくてもやってました。

「会社のために仕事をするな 自分のために仕事をしろ」とよくいいますが 会社全体のことなど知らん、自分の仕事だけやって自分のスキルだけ磨こうという意味でこの言葉をとらえるのは間違いです。

ビジネスは基本的に必ず組織で進めていくものであり ビジネスのスケールが大きくなればなるほどどうやって人を動かし 組織として勝つかを考えていかざるをえない。
組織全体のことを考えて動くことが実は自分のために仕事をすることになるんです。

ただそれを受動的にやっているのか能動的に自分から仕掛けていくのかが「会社のため」「自分のため」の境目なんです。

前職では「当事者意識」とよくいってましたが 自分が組織を,会社を前に進めていく当事者であるという意識をもって動けるかどうか。

前職のグループ会社を卒業して 独立して成功している人が多いのは 当事者意識をもって組織を動かす経験をつんだ人が多いからです。
組織を動かす経験を早期につめる方が自分にとってプラスになることをわかっているから 自ら手をあげて自分の仕事以外の領域に幅を広げていってましたね、賢い人は。

私だって別に女工哀史的、自己犠牲的感覚で2年目から支社長意識もってたわけではないですよ。
そういう意識をもつことが早期に自分を成長させると確信していたから、です。

そして当事者意識をもつ人の比率が高い会社が強くなっていきます。

逆に当事者意識をもっている人を萎えさせる、足を引っ張る要素は徹底的に消していくべき、です。