続いて学生の皆さんへのメッセージです。
前項では 成長を急ぐなら 仮説・検証体験をつめる仕事を選べ と書きました。
次にどういう業種を選ぶかについて私見を。。。
業種選びにこそ 自分なりの仮説をたててほしい ですね。
「今 この業界をとりまく環境にはこういう構造転換がおきつつある。 そこで生じる課題をクリアしていけば この産業は大きく伸びる」
自分なりの時代観とでもいうか。。。 ITが伸びる ネットが成長する やっぱりこれからは携帯だ というレベルではなく 就職活動の中で まずはいろんな会社の話しを聞いたり 情報を集めていく中で これから伸びる産業に関する仮説をたてる。
あとはその産業の中で 時代の変化を敏感に感じ 手をうっている会社、 早期に仮説・検証体験をつめる仕事ができると思われる会社を選べばいいわけです。
是非面接では 皆さんの時代観をお聞きしたいと思います。
ちなみに・・・
マーケティングの世界は数十年に一度の構造転換の時代に差し掛かっています。
ユーザーをとりまくメディアが変わり
広告メッセージが 情報が 溢れかえり ユーザーへのメッセージ伝達効率は下がり
ユーザーが情報発信するようになり 相対的パワーを増しています。
AIDMAからAISAS あるいはAISCEASに購買行動プロセスが変化しており
マーケティングはその前提条件が変わろうとしています。
広告費だけで6兆円、販促費を含めると 10数兆円といわれる マーケティングの市場。 その中で新しいマーケティングを創っていく競争ははじまったばかり です。今から10年で 業界の地図は大きく塗り替えられていきます。
そして競争を勝ち抜くためのコアスキルは 「ロジック」。
営業力でも メディアのバイイングパワーでもなく 複雑かつ高度化していくマーケティングの世界を切り拓くにはロジックがキーになります。
アイレップのコアスキルは Searchへの知見もさることながら 厳しくROIを求められる中で培ってきたロジック構築力 です。
以下アドイノベーターより転載。
http://adinnovator.typepad.com/ad_innovator/2007/02/post_5.html
織田さんの解説↓
◇オンラインエージェンシーがマス広告の扱いを獲得
この記事の中で、Advertising.comのマネージングディレクターが「オンライン 広告の世界は競争が厳しく、クリック一つでユーザーにどこかに行かれてしまう。 そこで鍛えられている」というコメントを発している。
現在、デジタルエンターテイメント機器で元気がいいのは、厳しい競争を行ってきた コンピューターメーカーたちではないだろうか。なんとなく同じような競争の構図が見える。
こうした時代観をもつ当社で 一緒に新しいマーケティング創っていきませんか?