Google TV広告へ進出?

グーグル「740億ドルテレビ広告市場征服」の野望

なるほど、そうきますか・・・ 

PCのマイクで TV番組の音声をひろって ユーザーが今何をみているか特定し それに関連したコンテンツや広告をPCに表示する・・・ ちょっと衝撃 です。

印象的なコンテンツを視聴したとき ユーザーにはさまざまなニーズが生じています。

個人的な最近の事例だけでも

「男たちの大和」という映画のDVDを見て あらためて太平洋戦争について勉強したくなり 本を数冊購入・・・

ボクシング亀田の世界戦を見た直後 判定に関する議論を見たくなって SNSに・・・


など コンテンツがキーになり 情報収集・購入・体験共有などのニーズが強く生じています。

これからのマーケティングの黄金律は ユーザー意識とのRelevancyなわけですが そういう意味でTVを視聴して生じる 情報収集ニーズや 購入ニーズ等にこたえるこの手法には可能性を感じます。

それも PCという自分の土俵で仕掛けようとする Googleのこのやり方は革命的 ですね。
自由度は広がるだろうし ビジネスモデル構築の際にもイニシアティブをとれるでしょうから。

Googleは サービス側(検索サービス)のイノベーションと マネタイズである広告側のイノベーション(アドワーズやアドセンス)を兼ね備えているわけですが、 アドワーズ アドセンスに続く 第三の広告側のイノベーションになりうる手法ですね。

TV広告=ブランディングだけではない TVとダイレクトマーケティングの世界をむすびつける手法ということもできると思います。

このアイデアがいつ世に出るか 注目です。