昨日、私の古巣の役員が退任するということで 壮行会に参加してきました。(会社の中核で、非常に貢献度の高かった方であり 私の元上司でもあるKさん)
さすがに盛大だったのですが Kさんが最後の挨拶で「会社を愛し 事業を愛してきた」と言い切っていたのが印象的でした。
「20代のころは申し訳ないけどあまりこの事業に関心がなかった。 30手前で自分の人生を考え直し 自分が何をもって社会に貢献していくか考え抜いた末 この事業、この会社に深く関っていこうと決めた。それからこの事業、この会社を深く愛してきた」
事業を深く愛するあまり 周囲と衝突することも多い一方 お客様や 同じく事業を愛する人たちからの支持は多かった方でした。
バブル崩壊の時期 業績が非常に厳しく しんどい頃 先頭にたって改革をひっぱり、以後も 常に事業をリードし続けた彼の原動力が理解できたように思いました。
40すぎて「会社を 事業を 愛してきた」「会社は恋人のような存在」と言い切れて 聞いている側も全く違和感がない。
Kさん、深く尊敬します。
そして自分自身は・・・
たくさんの人に本気で愛される事業をつくること、愛される事業を創り続ける会社をつくることにすべてを賭けようとあらためて誓いました。