2021.03.21
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プレスリリース
株式会社アイレップ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:高梨秀一、以下アイレップ)は、株式会社321(本社:東京都渋谷区、代表者:菅本裕子、以下321)と提携し、クライアント企業の新たなEC進出を支援するライブコマース事業を強化いたします。同時に“コマーサー”と呼ばれる新たなインフルエンサーの育成をおこなう「コマーサー育成プロジェクト」を共同で開始いたします。
昨今、生活者のオンラインでの購買行動が加速化し、顧客接点のデジタル化が急速に進んでいます。こうした流れから、ライブ配信とECを組み合わせた新たな販売形態であるライブコマース※1が改めて注目を集めています。アイレップは、これまでにもライブコマースの分野に先行して取り組んでまいりましたが、この度、“ゆうこす”が代表を務め、ライブ配信に強みを持つ株式会社321との提携により当事業を強化いたします。
また、ライブコマースにおいて、キャスティングは重要な要素のひとつですが、通常のSNS上のインフルエンサーと、ユーザーとコミュニケーションを取りながら商品・サービスの販売を促すことができる配信者は異なることから、キャスティングが難航するケースが少なくありません。
当社では、「コマーサー(commercer)」という概念を定義しています。これは、フォロワーの多いインスタグラマーやYouTuberではなく、リアルタイムにユーザーの質問やコメントに応えながら商品・サービスを自身の言葉で伝えるライブコマースに特化した配信者を指します。コマーサーは、企業の商品・サービス・ブランド理解のほか、視聴者の気持ちの醸成やエンゲージメントの醸成、動画配信後のコンテンツマーケティングまで、ワンストップでトータルに対応できる人材です。
このコマーサーの定義に当てはまるキャストが現状では少ないことから、ライブ配信の開拓者であり、インフルエンサー“ゆうこす”として活躍する、菅本裕子氏が運営する321と協働し、コマーサーの育成をサポートする体制を整えました。
今回の事業提携は、アイレップの培ってきたライブコマースに関する知見と、321の強みであるライブ配信者の育成やキャスティング力を掛け合わせることで、国内におけるコマーサーの育成を通じて、クライアント企業のライブコマースの企画からキャスティング、配信、販売までをよりよく支援することに両社の想いが共鳴し、実現したものです。互いの事業活動において密接に連携していくことで、国内でのライブコマース文化の醸成を目指してまいります。
本プロジェクトでは、今後コマーサーを育成する方向性として、「外部コマーサー」と「インハウスコマーサー」とわけ、それぞれに対して育成プログラムを展開していきます。外部コマーサーとは現在株式会社321や他の事務所に所属しているインフルエンサーの方、インハウスコマーサーとは現在企業に所属し、自社のマーケティンブ活動の一環としてライブコマースの番組に出演する方を指します。
育成対象
以上
※1 ライブコマースとは、自社のWebサイト、ソーシャルメディア等を用いてライブ配信をおこない、ユーザーとのコミュニケーションを図りながら自社のサービス・商品への理解促進やエンゲージメントを獲得し、購買につなげる手法。視聴者はリアルタイムに質問やコメントをしながら商品を購入できる。
2019年12月に設立した株式会社321は、インフルエンサーであるゆうこすがファウンダー兼最高顧問を務めるライバーマネジメント事務所です。所属者全員にマネージャーがつき、配信のノウハウを提供しています。
アイレップは、広告主のマーケティング成果を最大化する統合デジタルマーケティングエージェンシーです。国内圧倒的ナンバーワンの SEM 領域に、データを起点とした新たな広告事業・ソリューション事業、そしてクリエイティブ事業を加え、高度なプランニングを展開することで、「ユーザーへの最適な情報流通により、国内外のクライアント企業の成果を最大化へと導く統合マーケティングエージェンシー」の立場を確固たるものにしていきます。 ※アイレップは博報堂DYグループの企業です。
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