2013.12.04
カテゴリ:
アイレップ、統合デジタルマーケティングプラットフォームの
Acquisio Inc. と合弁会社「アクイジオジャパン(仮称)」を設立
~高度化・複雑化する運用型広告市場において、
クライアント企業へより付加価値の高いプラットフォームを提供~
株式会社アイレップ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:紺野俊介、以下アイレップ)は、Acquisio Inc.(以下Acquisio)と合弁会社「アクイジオジャパン(仮称)」を設立することになりましたので、下記の通りお知らせいたします。
【 設立の背景と目的 】
アイレップは、カナダ ケベック州モントリオールを拠点とする、サーチやディスプレイ、ソーシャルなどデジタルマーケティング全体の運用を管理するプラットフォームを開発・提供するリーディングカンパニーであるAcquisioと、プラットフォーム提供事業を行なう合弁会社「アクイジオジャパン(仮称)」を設立することに合意いたしました。
運用型広告市場においては、検索連動型広告での取り扱いキーワードの肥大化、RTBをメインとした運用型ディスプレイ広告の伸長、ビッグデータ活用によるターゲティング手法の進化等、高度化・複雑化が進んでいます。また、クライアント企業からはキャンペーンの全体予算の最適化に対する提案・運用を求められるようになってきています。
こうした背景から、デジタルマーケティング全体に対する分析と予算の最適化を実現することができるプラットフォームを提供するための合弁会社を設立するに至りました。
当社は、「中期経営計画2016(平成26年9月期~平成28年9月期)」(平成25年11月14日発表)にて、デジタルマーケティングの自社統合プラットフォームMarketia®を開発・強化していくことを通じ、クライアント企業への価値を創造すると同時に、定型業務に関わるリソースを劇的に削減し当社のコストリーダーシップを推進することを掲げています。
本合弁会社の設立により、当社が有する運用型広告領域での高度な運用知識およびノウハウと、Acquisioが有する統合デジタルマーケティングプラットフォーム開発における豊富な開発経験を兼ね備えることで、デジタルマーケティング領域における一層の事業機会の拡大を図ってまいります。
なお、合弁会社が開発するプラットフォーム及びAcquisioが保持するプラットフォームにおいて、合弁会社が日本市場における独占販売権を有します。また、当社はMarketia®と同プラットフォームのつなぎ込みを積極的に行い、デジタルマーケティングエージェンシーとして、クライアント企業に最適なプラットフォームの活用提案を可能にしてまいります。
アイレップグループは、今後も培ってきた広告運用における高いスキルと豊富なノウハウを活かし、クライアント企業のニーズを捉えた、より一層付加価値の高いデジタルマーケティングサービスを強化してまいります。
Acquisioは、サーチだけでなくディスプレイやソーシャルなどデジタルマーケティングを統合的に運用することに強みを持ったツールで、世界4,000以上の顧客と10,000以上のブランドに利用されています。この度、アイレップグループとしては、慎重に討議を重ねた結果、Acquisioの持つプラットフォームが日本市場においてもユニークな価値を提供できると判断し、アクイジオジャパンの設立に踏み出すことを決断しました。同プラットフォームは、アクイジオジャパンを通じて、広告主ならびに広告会社への販売を予定しております。親会社であり、デジタルマーケティングエージェンシーであるアイレップは、自社のプラットフォームであるMarketia®含め、引き続き最適なツールを選定しクライアント企業の成果実現に貢献していきます。
【-アクイジオジャパン(仮称)設立について-Acquisio Inc. CEO Mr.Martin Le Sauteur】
私たちがアイレップをパートナーとして選んだのは、アイレップが類い稀なる知識や日本市場において非常に大きな規模を誇っているからだけではなく、私たちのビジョンやカルチャー、ビジネスゴールと完全に一致しているからです。日本市場は私たちにとって非常に大きな機会であり、アイレップとのパートナーシップは当社の成長と規模を一層加速させるでしょう。
以上
アクイジオジャパン(仮称)概要
※営業の開始を迅速に行うことを目的とし、まず当社出資予定額でもって100%子会社として同社を設立し、その後速やかにAcquisioに対して第三者割当増資を行う予定です。
【アクイジオジャパン(仮称) 代表取締役社長 井上 祥士郎プロフィール】
1998年ネット業界に身を投じた後、ソフトバンクグループにてオンラインメディア関連会社設立に従事。その後GMO社でネット広告事業子会社の代表取締役社長に就任。パートナー企業がGoogle へ吸収合併されたのを機に自身もGoogle社へ転籍。のちフィールズ社でNHN PlayArt社とゲーム開発をする合弁子会社の経営に参画。2012年からアイレップ執行役員としてアドテクノロジービジネス部門ならびに、北米事業戦略室を担当する。
Acquisio Inc. について
Acquisioは検索やソーシャルなど統合デジタルマーケティングプラットフォームを開発・提供するリーディングカンパニーです。4,000 以上の利用者と10,000のブランドが利用。マルチチャネルでの統合運用が可能なアクイジオのプラットフォームは、WPP、Omnicom や IPG といった大手広告代理店グループから、Bertelsmann, Cossette, iProspect Nordics, Greenlight, NetBooster, Touche PhD, Yellow Pages Group. 等、デジタル系代理店まで世界で幅広く利用されています。
株式会社アイレップについて
アイレップは広告主のマーケティングを最適化する「デジタルマーケティングエージェンシー」です。デジタル領域における、リスティング広告、運用型ディスプレイ広告、SEO(検索エンジン最適化)、SMO(ソーシャルメディア最適化)、Web 解析、LPO(ランディングページ最適化)まで、多様化する広告手法やデバイスに対応した質の高い専門サービスをワンストップで提供し、企業価値の向上に努めてまいります。