Google タグマネージャを使用したYouTube動画計測

課題

【課題1】Google アナリティクスのタグが各ページに直貼りの状態

企業のWebサイトで、Google アナリティクスのタグを各ページに直貼りしていたため、新規の計測項目を追加、修正する際には、Webマーケティング担当者から制作会社にタグの追加、修正の依頼を都度行う必要があった。制作会社とのやり取りの手間がかかり、また費用がその度に発生していた。

【課題2】YouTube動画の計測ができていない

サイトのTOPページにYouTube動画を設置していたが、計測ができずユーザーの視聴状況がわからなかった。解析ツールとしてGoogle アナリティクスを導入していたものの、動画計測を行うにはJavaScriptの理解が必要であり、企業内で熟知している者がおらず、対応が難しかった。

(図:サイト上にYouTube動画掲載をしているイメージ)
(図:サイト上にYouTube動画掲載をしているイメージ)

解決策

【課題1】

各ページに直貼りしていたGoogle アナリティクスのタグをGoogle タグマネージャで一括管理ができるよう移行を行った。

【課題2】

タグ移行を行った上でGoogle タグマネージャにてYouTube動画の視聴状況が計測できるよう設定を実施。

成果

  • Google アナリティクスのタグをGoogle タグマネージャに移行したことで、新規の計測項目を追加、修正する際に、Webマーケティング担当者から制作会社にタグの追加・修正の依頼を行う必要がなくなり、制作会社とのやり取りの時間や費用を削減できた。
  • またGoogle タグマネージャを用いてYouTube動画の視聴状況の計測設定を行ったことで、動画の再生回数や、視聴完了率などが可視化され、動画をデータに基づいて評価することが可能になった。
    それにともない、ユーザーの企業やサービスへの関心などが可視化され、エンゲージメントが高いユーザーに向けた施策の実施が可能となった。