2016.10.24
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プレスリリース
株式会社アイレップ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:紺野俊介、以下アイレップ)と、Facebook Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:長谷川晋、以下Facebook Japan)が共同で実施した調査の結果、Facebook広告の効果を最大化する最適な予算投入投下量が判明しました。また、Facebook広告がユーザーの検索行動に影響を与えることも明らかになりました。これによりアイレップは、広告がWebサイト流入に与える直接効果だけでなく、間接効果も加味した上で、広告予算を適切に配分し、クライアント企業の成果向上のためのより戦略的な提案が可能となります。
今回の調査は、アイレップが培った運用型広告のノウハウや実績、またソーシャル広告における高いポテンシャルが評価され、実現しました。現在、Facebookの国内ユーザー数は2,600万人を突破し(2016年9月時点)、豊富なデモグラフィックデータを活用した同広告のターゲティング効果は既知のものとなっています。
Facebook広告を配信するクライアントが増加する中、Facebook広告の効果を適切に判断するためには、直接的な広告効果だけでなく、Facebook広告に接触したことによるその後のユーザーの態度変容までトラッキングする必要があります。本調査では、Facebook広告が全てのチャネルからのWebサイト流入に及ぼす直・間接的な影響度と、Google やYahoo!などの国内主要検索エンジン(以下、検索)からのWebサイト流入にどの程度寄与しているかを実数化し、検証しました。
具体的には、同じデモグラフィックのターゲットオーディエンスに対して、予算投下レベルを「低」「中」「高」の3グループに分け、さらに各グループにおいて、Facebook広告「接触ユーザー群」「非接触ユーザー群」を設定し、広告配信を実施しました(下記調査概要参照)。
その結果、あらかじめ設定したオーディエンスサイズごとに、適切な予算量を投下することで、広告「接触ユーザー」は「非接触ユーザー」の2.7倍流入率が上昇し、さらに広告効果を最大化する最適な予算投下量ポイントが予算投下レベル「高」を超えるあたりに存在することを特定しました(図1参照)。
図1:Facebook広告「接触ユーザー」対「非接触ユーザー」のWebサイト流入リフト率
また、予算サイズごとに、Facebook広告「接触ユーザー」と「非接触ユーザー」の検索経由のWebサイト流入率を比較したところ、「接触ユーザー」は「非接触ユーザー」よりも最大で+10%の増分効果を記録していることが分かりました(図2参照)。これは、Facebook広告が、広告接触後のユーザーの検索行動に影響を与えている事実を意味しています。
図2:Facebook広告「接触ユーザー」対「非接触ユーザー」の検索からのWebサイト流入リフト率
購買ファネルの視点では、直接効果だけでなく、購買行動の直前にいるであろう検索ユーザーを拡大し、態度変容促進効果があるといえます(図3参照)。
図3:Facebook広告接触前後の購買ファネル(イメージ)
アイレップでは今後も、広告主のデジタルマーケティングにおける広告効果の最大化に貢献するために、クロスチャネルによるベストソリューションを追究していきます。
以上
Facebookは、誰もが安心して情報をできる、オープンでつながりのある世界を実現するため2004年に設立されました。人々はFacebookを使って友達や家族と常につながり、世界で何が起きているか発見したり、自分に関連することをシェアしたり表現したりすることができます。
アイレップは広告主のマーケティング成果を最大化するデジタルマーケティングエージェンシーです。国内圧倒的ナンバーワンのSEM領域に、データを起点とした新たな広告事業・ソリューション事業を加えることで、「ユーザーへの最適な情報流通により、国内外のクライアント企業の成果を最大化へと導くエージェンシー」の立場を確固たるものにしていきます。
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