2013.03.26
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プレスリリース
株式会社アイレップ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:紺野俊介、以下アイレップ)は、Googleの“エンハンストキャンペーン”への移行を支援する「スマートフォン入札最適化支援ツール」を開発し、2013年4月上旬よりサービス提供を開始いたしますのでお知らせいたします。
「スマートフォン入札最適化支援ツール」は、Googleが2013年2月7日に発表したGoogle AdWordsのエンハンストキャンペーンに対し、広告主様の既存キャンペーンにおけるスムーズな移行を支援するため、アイレップが研究開発した入札最適化の支援ツールです。 エンハンストキャンペーンの開始に伴い、既存のGoogle AdWordsを利用する企業は、本年6月頃までに既存キャンペーンをエンハンストキャンペーンに移行する必要があります。この移行により、地域ごとに細かな入札変更ができ、スケジュール設定やこれまでキャンペーン単位の設定が必要であったサイトリンクがグループ単位で設定が可能になるなど、広告の管理運用について多くのメリットが得られるようになります。 一方で、エンハンストキャンペーンでは原則、スマートフォン向けのキーワード毎の入札単価をPCと分離して管理することができず、キーワード入札単価に対してスマートフォン向けにキャンペーンで一律の係数を設定するため、PCとスマートフォンで既存キャンペーンを分離して管理している場合、その単価の設定に頭を悩ませている企業も少なくありません。ひとつのキャンペーンにキーワードが複数存在し、それぞれのSP/ PC値※1がばらばらであるというケースでは、どの数字をキャンペーンに設定するかという課題が生じてきます(以下 イメージ参照)。
こうした背景から、アイレップでは、デジタルマーケティングエージェンシーとして蓄積されたSEM(検索エンジンマーケティング)のノウハウ・知見を活かし、広告主様のスムーズなエンハンストキャンペーンへの移行を支援するため、同社内でエンハンストキャンペーンのタスクフォースを立ち上げました。このタスクフォースを中心にデータの分析指針の構築とプログラム化を行い、スマートフォンの単価設定を効果的に支援するための計算プログラムの開発を実現。これにより、課題となっているスマートフォンにおける最適な入札単価の設定に導くことができ、広告主様を支援する体制、環境構築をより一層強化してまいります。
※1 SP/ PC値(単位:%)=スマートフォン(SP)の入札単価 ÷ PCの入札単価-100%
*1~7 はツールによる自動処理
開発したツールのプログラムを3月中に一部のアカウントへ先行導入し、ロジックの精度を向上させた後、4月上旬から中旬を目途にアイレップで管理する全アカウントへの適用を進めます。エンハンストキャンペーンの移行完了後には、本ロジックをさらに強化し、アイレップが開発・運用するプラットフォーム「Marketia®」※2上にて、スマートフォン単価設定の入札機能として搭載していく予定です。
「Marketia®」は、アイレップが企業のデジタルマーケティング戦略をより高度なものへと導くことを目的に開発した、新世代の運用型プラットフォームです。提供開始以来、デジタルマーケティングの戦略策定から効果検証までの一連の業務を統合管理するプラットフォームとして、日々蓄積されていく情報とデータを分析し、次にとるべき施策を導きだす“インテリジェンス(知能)”と、その施策を実現するために必要な作業を自動化する“テクノロジー”を搭載しています。
アイレップでは、今後も広告主様への問題解決力を飛躍的に高める研究開発に取り組み、企業のデジタルマーケティングを支援するサービスを強化してまいります。
以上
アイレップは広告主のマーケティングを最適化する「デジタルマーケティングエージェンシー」です。デジタル領域に おける、リスティング広告、運用型ディスプレイ広告、SEO(検索エンジン最適化)、SMO(ソーシャルメディア最適化)、Web 解析、LPO(ランディングページ最適化)まで、多様化する広告手法やデバイスに対応した質の高い専門サービスをワンストップで提供し、企業価値の向上に 努めてまいります。
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