2010.09.15
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プレスリリース
株式会社アイレップ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長COO:紺野俊介、証券コード:2132、以下アイレップ)はiPhone/iPadユーザのWebサイト内における動向調査結果、及び考察をまとめた「iPhone/iPadユーザ Webサイト内動向調査レポート」を発表いたします。
iPhone はアップル社製のスマートフォンで、2008年7月のiPhone 3G販売以来、利用者数を伸ばしています。2009年6月にはiPhone 3GSが発売され、2010年6月には最新モデルのiPhone 4が発売されています。またiPadは、アップル社製のタブレット型コンピュータで、2010年5月より販売が開始されました。日本での発売にあたっては、予約一時停止になるという事態も発生しました。また、2010年4月30日の時点でiPad全体の販売台数が100万台に達し、世界的にも非常に注目されているタブレットPCであるといえます。
iPhone/iPadには、WebブラウザSafariが搭載されており、PC用サイトがそのまま閲覧できますが、画面サイズの大きさや機能的な制限があるため、iPhone/iPadからアクセスするユーザはPCからアクセスするユーザと異なる動向を示す可能性があります。また、その高い携帯性から、外出先での利用など、従来のPCとは異なるシチュエーションでの利用が想定されます。
今回発表の「iPhone/iPadユーザ Webサイト内動向調査レポート」は、市場が拡大しつつあるスマートフォン/タブレットPCの中でも特に注目度の高いiPhone/iPadに着目し、そのユーザがWebサイト内でどのような動向を示すかを調査したものです。本調査は、iPhone/iPadユーザのサイト内行動の傾向を明らかにし、企業のWeb担当者が、従来以上にユーザに最適化されたデジタルマーケティングを展開していくための基礎データとしての活用を見込んでいます。
調査手法: 調査対象Webサイトに導入したGoogle Analyticsを用いてデータ抽出を行った。 Google Analyticsの「詳細セグメント」機能を使用し、以下の条件でセッションをセグメント化し集計を実施。 —————————————————————— iPhone:OSが「iPhone」と完全一致 iPad :OSが「iPad」と完全一致 PC :「モバイル」以外 ——————————————————————
1. セッション数は情報通信系サイトで突出して高くなるなど、業種により違う傾向あり 全セッション数におけるiPhone/iPadが占める割合はそれぞれiPhoneが1.40% 、iPadが0.52%であったが、情報通信系サイトではこの割合が突出して高くなるなど、業種により違いが見られた。
2. PCユーザと比較して閲覧ページビュー数は少ない傾向あり iPhone/iPadユーザのサイト内動向にはPCユーザと異なる特徴が見られ、基本的にはiPhone/iPadユーザはPCユーザと比較して閲覧ページビュー数は少なく、滞在時間も短い傾向があることが分かった。
3. PCユーザと比較して滞在時間は短いがPCユーザを上回る業種もある 業種によってはiPadユーザの滞在時間がPCユーザの滞在時間を上回っているケースもあり、Webサイトの内容によっては、落ち着いた場所でじっくりと情報閲覧するなど、従来のモバイル端末とは異なる用途で利用されている可能性を感じさせる。
全調査資料はこちらよりお申込ください。
アイレップでは今後もニューテクノロジーの情報収集や、そのユーザ特性の調査を実施することで、より高度なマーケティングソリューションを提供できるよう取り組んで参ります。
以上
アイレップはSEM(検索エンジンマーケティング)を主軸とし、リスティング広告、SEO、Web解析、LPO(ランディングページ最適化)まで、SEM関連の専門サービスをワンストップで提供しております。今後、アイレップはSEMやアフィリエイトマーケティングを中心としながら、広告主のオンライン上のマーケティングを最適化する「デジタルマーケティングエージェンシー」を目指し、企業価値を向上させてまいります。
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